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「技能五輪」と「アビリンピック」
お店と全く関係ない私事です。

「技能五輪」をご存知ですか?若手の技能職に従事している人達のオリンピックといいましょうか。種目は、旋盤、抜き型、機器組み立てのような技術種目から、造園、理容、製菓など、様々な分野に渡ります。

私が某企業に入社した時、自宅から少し遠いことから寮に入ったのですが、最初に同室になった先輩の彼氏さん(後に結婚されましたが)が、技能五輪国際大会で金メダルを受賞し、その時に技能五輪の存在を知ったのです。

さて、何ヶ月か前のことですが(ひょっとしたら昨年だったか?)、TVで技能五輪国際大会の特番があり、私のいた会社からは毎年メダル受賞者が出ている関係もあり、興味を持って見てみました。
2007年度の国際大会は静岡県で開催されたのですが、「アビリンピック」も県内で同時開催されたとのこと。

「アビリンピック」?初めて聞く言葉でした。障害を持った人達による技能五輪のことだそうです。

番組では、メダル受賞者達がゲストで登場し、技能五輪の体験談を披露したり苦労話や失敗談などをそれぞれに語り、おもしろく見ていたところ、ビックリ。なんと知っている人が出演しているのです。

「アビリンピック」のある部門で金メダルを獲得したと出演していた彼女は、私が寮で二年目に同室になった、聾の先輩だったのです。

まだまだ現役でがんばっている先輩を、画面であれ見ることができて、本当に懐かしく思ったのでした。

実は昨日、私の在籍していたその企業の社報(訳あって、今でも手に入るのです)を読んでいたところ、受賞者一覧のところにその先輩の写真と名前が載っているのを発見。TVでは画面がどんどん変わるのでゆっくり見られなかったのですが、写真でじっくり見る先輩の顔は、以前と変わっていなくて、とても嬉しく思いました。

入社二年目の時、彼女と同室になり、私は正直とまどいました。耳が聞こえないという人と一緒に生活したことがなかったので心配だったのです。当時私は忙しい職場、職種で、門限の21時にも間に合わないような残業ばかりの毎日。そんな私と彼女を、100人以上いる寮生の中でわざわざ同室にした寮監長の意図が理解できませんでした。

「こんな忙しい私に、彼女を世話してあげることができるわけないじゃない」と思ったのです。

が。それは私の傲慢と、聾を含む障碍を持った人達への偏見だということに、ほどなく気付かされたのです。

彼女は、目覚まし時計をセットしてはいますが、ベルの音は聞こえません。彼女は私に「時計がなってももし私が起きなかったら、起こしてね」と最初に頼まれたのでした(手話もいろいろ教えてもらったっけ)。

ところが。彼女は、目覚ましが鳴る前に、必ず起きるのです。目覚まし、全く必要ないのです。本当に念のために用意しているだけみたいで、私が起こしてもらうのが常でした(お恥ずかしい・・・)

私にできたのは、寮内の放送を彼女に伝えることくらい。あとは私がお世話になりっぱなしだったのです。寮の食堂もとっくに終わってから帰寮する私に、軽い食事を用意して待っていてくれたり、私の仕事のグチを聞いてもらったり。本当にお世話になりました。そしていい経験になりました。

当時、手話も教えてもらったのですが、残念ながらサラッと使いこなすまでには至らず。もう一度機会があれば習ってみたいものです。

寮生活。おもしろかったなぁ。
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(非公開コメント受付中)

No title
私も以前 デザイン系の職場にいて技能五輪金メダリストが何人かいました。皆ナイスガイでした。

なかなかお店にいけず、残念です。今度の日曜は行けるかも。
豊田にいますか~?
和尚さま。
コメントありがとうございます。いやほんと、メダリストさん達の真剣な顔は良いですよねぇ。

今週の土日は豊田不在です。大変申し訳ないです。またご都合が合えばぜひ。

ありがとうございます。
No title
わかりました。ありがとうございます。それでは又次の機会に寄らせてください。
プロフィール

Lazy Betty

Author:Lazy Betty
元・移動カフェオーナーの新たな野望を実現させるまでの軌跡(奇跡じゃないよ)のブログです。

愛知県豊田市駅前にてコーヒー屋台(移動カフェ)営業をしておりました。
その3年間に渡る定点観測の経験から、駅周辺に集う人々が何を求め、どんな場所を必要としているかを観察し続けた先にあるものを共有できれば幸いです。

2009年12月~2010年11月まで、豊田市駅近くの「Bar old kenny」にて、昼間カフェ部門として「The third place」を展開しておりました。現在はフリーで、傾聴屋、デリバリーのコーヒーサービスをお請けしております。

家庭ではなく、職場でもない、お客様にとって三番目の居場所を作りたいと思っています。しがらみのない、肩書きも必要ない、そんな緩やかな時間をお過ごしください。

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